■1日
祇園祭 吉符入 各山鉾町
各町内で祭礼行事の打ち合わせをし、祭りの無事を祈願するものです。
祇園祭 長刀鉾町お千度 八坂神社
長刀鉾の、その年に選ばれた稚児が禿(かむろ)と共に八坂神社に参拝し、神事の無事を祈願するものです。
■2日
祇園祭 くじ取式
17日の山鉾巡行の順位を決めるために各山鉾町代表者が集まり、くじを行います(京都市役所)。
その後、八坂神社に向かい、祭礼の無事を祈ります。
■7日
御手洗祭・七夕祭 北野天満宮
午前中に神前に菅公愛用と伝えられる「松風の硯」をお供えして御手洗祭が行われます。
午後からは、七夕祭として楼門前広場で七夕の踊り等があります。
貴船の水まつり 貴船神社
生命に不可欠な「水」に感謝をし、水にゆかりの深いお茶を献じ、日常の料理(鯉・鯛)を古伝流によって包丁を入れ、祈願と感謝をあらわします。
七夕祭 地主神社
恋の神様といわれる地主神社。「七夕こけし」と呼ばれるお祓い紙に自分の名前を書いて笹竹に吊し、恋愛成就や良縁達成を願います。
■10日
祇園祭 お迎え提灯 八坂神社
神輿洗の神輿を迎える提灯の行列です。子供達による鷺踊りや小町踊りが披露されます。
八坂神社→河原町→市役所→寺町四条→八坂神社と繰り出されます。
祇園祭 神輿洗 八坂神社
神輿の前後に松明を点して神輿を担ぎ、四条大橋まで行って鴨川の橋の上で川の水を使って神輿を清める儀式です。
■10日~13日
祇園祭 山鉾建 各山鉾町
昔ながらの縄がらみという手法で山鉾が組み立てられます。
釘を1本も使わない日本の伝統技術にシャッターを切る観光客も多く、見どころの一つとして定着しています。
■12日・13日
祇園祭 鉾曳初め 各山鉾町
山鉾の組み立てが完了すると、実際に祇園囃しをはやしながら町内付近を試し曳(ひ)きをします。
※一般観光客も曳くことができる山鉾もあります。
■13日
祇園祭 稚児社参 八坂神社
長刀鉾の稚児が、立烏帽子水干姿で従者を従えて、騎馬にて八坂神社に詣でます。稚児は「正五位少将」の位を授けられ神の使いとなります。
■14日~16日
祇園祭 宵山 各山鉾町
夕刻、山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、屋台が立ち並び、全国から訪れた人々で大変な賑わいとなります。
祇園祭 屏風祭 山鉾町内有志の町家
宵山は屏風祭とも云われ、各山鉾町の町屋では、表の格子をはずし、通りから見えるようにして、家宝の屏風、道具を飾ります。
■15日
祇園祭 伝統芸能奉納 八坂神社
祇園祭を祝い、境内の能舞台で一絃琴・琵琶・狂言など多彩な演舞、音色が響きます。
■16日
祇園祭 献茶祭 八坂神社
世の平安を祈り、かつ茶道の発展を願う神事です。裏千家 家元の奉仕により行われます。
祇園祭 石見神楽奉納 八坂神社
素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したという有名な神話が、笛・太鼓・鉦の華やかな囃しで演じられます。勇壮かつ芸術性豊かな神楽で、国の無形文化財に指定されています。
■17日
祇園祭 山鉾巡行
祇園祭のクライマックス。32基の山鉾が厳かに動き始めます。
山鉾のうち29基が重要有形民俗文化財となっており、まさに動く芸術といえます。
御田祭 松尾大社
荘夫の肩に乗った3人の植女が、早稲、中稲、晩稲を持ち境内を3周します。 そして、夏野菜を神前に供え、謡曲も奉納されます。
■20日・21日
きゅうり封じ 神光院
弘法大師空海が中国より伝えたといわれる疫病除けの秘法。
病を封じた祈祷のきゅうりを家に持ち帰り、地中に埋めるときゅうりが自然界に溶け込むと共に病が治癒するといわれています。
■20日・21日
きゅうり封じ 五智山蓮華寺
きゅうりに姓名・年齢等を書き込んでご祈祷をうけ、身体の悪いところを撫でて川に流すと病気を持ち去ってくれるといわれています。
■21日
ほうろく灸祈祷 三宝寺
呪文を書いた焙烙を頭の上にのせ、もぐさを置いて火をつけ(まさにお灸)、木剣にて九字(臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前)を切って悪霊を除くという祈祷で、暑気払いや中風封じに効くといわれています。
■21日~24日
御手洗祭 下鴨神社
土用の丑の日に水に浸かり、身体を清める習わしは古代から伝わる禊ぎのかたちで、「足つけ神事」ともいわれています。 御手洗池のわき水に足を浸し、罪やけがれを祓い無病息災を祈るものです。
■23日
祇園祭 琵琶の奉納 八坂神社
境内の能舞台で琵琶の奉納等などが行われます。
祇園祭 煎茶献茶祭 八坂神社
在洛野煎茶道家元の奉仕により行われるものです。
■23日・24日
本宮祭 伏見稲荷大社
日頃の神徳に感謝する祭です。境内や稲荷山にある約1万もの赤提灯に灯がともされ、一帯が万灯の渦となります。
楼門と外拝殿に並べられた行灯画は、京都在住の日本画家の奉納作品で見応えじゅうぶんです。
■24日
祇園祭 花傘巡行 八坂神社
別名「後の祭(あとのまつり)」とも呼ばれ、傘鉾10基余、花車、舞妓さんの踊子屋台、獅子舞、雀踊り、祇園太鼓、六斎念仏などの行列があります。
祇園祭 還幸祭 八坂神社
17日に三基の御輿により神霊が渡御していた四条の御旅所から、夕刻出発し、広範囲の氏子の地域を練った後、21時~22時ごろ八坂神社のの拝殿に戻ります。雅な印象の山鉾巡行とはうって変わって、勇壮でエネルギッシュな渡御です。昼間の花笠巡行と共に、まつり三昧の一日です。
■25日
寺宝虫払会 真如堂
虫干しを兼ね、重文の「真如堂縁起絵巻」など200点余りを見ることができます。暑気払いの「びわ湯」の接待(無料)もあります。(雨天中止)
鹿ヶ谷かぼちゃ供養 安楽寺
25日に鹿ヶ谷かぼちゃを食すれば中風除けになるといわれています。無料接待。寺宝も公開されます。
祇園祭 狂言奉納 八坂神社
茂山社中の人々により、八坂神社の能舞台で奉納されるものです。
■28日
火渡り祭 狸谷山不動院
約40名もの山伏が柴灯護摩の終了後、まだ残り火が赤く残る上を素足で歩く「火渡り行」を行います。それに続いて一般の参拝者も火渡りをすることができます。
祇園祭 神輿洗 八坂神社
八坂神社で奉告祭が執り行われた後、5メートルほどの大きな松明を中御座社の神輿を中心に前後に点じます。
その後四条大橋へ行き、橋の上で神輿を清める神事が行われます。
■29日
祇園祭 神事済奉告祭 八坂神社
1日の吉符入りから約1カ月にわたって営まれた祇園祭の無事終了を神前に奉告し、神恩に感謝する神事です。
■31日
千日詣り 愛宕神社
愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社は火伏せの神で、この日に参拝をすると千日参拝の功徳があるといわれています。
茅の輪神事 御香宮神社
祭典後、茅の輪をくぐりった後、茅萱を抜き取って家に持ち帰り、その茅を玄関に吊して無病息災を祈るものです。
過去の情報であったり、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
年度の始まり、学校でも社会でも新たな出発、新しい試みのスタートなど、実質的には正月より大きな節目の月ですね。京もいよいよ春爛漫、皆様のお越しをお待ちしております。
すがすがしさと生命力に満ちあふれた佇まいとなります。 ゆっくりと散策をお楽しみいただくのに最適のシーズンです。
梅雨真っ最中の実暦からは実感がわきません。
想像を超える集中豪雨などが今年はありませんように。 降るならシトシトと、風情ある恵みの雨でありますようにと願わずにはいられません。
陰暦の七月は稲穂が膨らむ月であるため、「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくみづき)」からの転じたとする説など、諸説あります。 携帯メールなどの便利なツールがあふれていますが、たまには手書きの文(ふみ)を送ってみるのも、新鮮で魅力的かもしれませんね。
京都ではお盆を迎える8月は精霊迎えを行います。毎年8月16日にお盆に先祖の霊が冥土から戻る際に、六つの道に迷うことなく迎える行事で、京都では「お精霊(しょらい)さん」とか、「六道まいり」などと言う。市内で行われる伝統行事です。
夜がだんだん長くなる季節です。長月」というのが一般的な解釈だそうです。
澄んだ空気に凛とした月光のもと、旅をするには良い季節です。
秋の京都は、だんだん涼しくなり、いよいよ紅葉シーズに入っていきます。紅葉の京都はもうすぐです。
紅葉がはじまるのが8度といわれていますので、 京都では10月下旬に北山、嵐山あたりから色づきはじめ、11月中下旬から12月にかけて市内の各有名スポットへと紅葉が広がり、長く楽しめます。
「一年の最後になし終える」意味の「為果つ(しはつ)」が語源で「師走」は当て字など、諸説有るそうです。 いずれにしても何かと気ぜわしい時期ですが、静かに参道を散策するような一日があったら、きっとホッとするでしょうね。
伝承されにくくなっている日本古来からの風習が、一年の内で最も身近に感じられるのがこの時期ですね。 近年京都の町屋が減りつつありますので、是非、今のうちに伝統と風情を感じに京都へいらしてください。
寒い日あり春を予感させる日ありのこの時期、体調に気を付けながらも冬の風物詩を楽しめたら素敵ですね。
桜の便りがちらほら聞かれるようになると、京都もいよいよ春の観光シーズンの到来です。皆様のお越しをお待ちしております。
近頃で外国人のお客様がスマートフォンを片手に観光されている姿をよく見かえます。とっても便利なんですが、紙の地図では京都の観光スポットの位置をすぐに確認することができ「次の目的地」が一目瞭然となっています。また観光に関連したコメントも記されており地図を見ているだけで楽しくなってきます。
またお客様に道順をお教えする時にはボールペンなどで記しや文字を書くこともできるので便利です。
ホテルにご宿泊されているお客様には京都駅及びホテル周辺の飲食店や主要スポットが記されているマップもお渡ししております。
せっかく来たのだから効率よく観光したいですね。
京都観光といえば「清水寺」「金閣寺」「伏見稲荷」などがありますね。
なので、せっかくの機会にいろいろと見てみたいところですが、そこをグッとこらえて、西側なら西側だけ、東側なら東側だけに的を絞って観光すると、効率よく回ることができて、限られた時間でもじゅうぶんに楽しめます。
というわけで、京都観光を1泊2日で安く満喫するにはどうすれば良いのか?
また、日帰りでも旅を楽しめるのか?
また、女性の一人旅でも安心してして頂けるようバスも利用し観光コースを考えました。
同じ場所でも時期によって宿泊料金は変わってきます。
京都に何度も旅行されている方ならご存知のはず・・・。
京都の桜や紅葉は人気がありますよね。
そんな時期はたくさんのご予約を頂戴します。
いわゆる繁忙期ですね。
逆に冬や梅雨の時期などの閑散期は空室があると料金を下げてお客様を募ります。
インターネット上で平日でも、なぜこんなに高い!という日があります。そういった時は何らかのイベントがあります。
料金は需要と供給で価格が決定します。