【観光情報】城南宮
京都観光情報|2021.09.10 UP
城南宮
今回は、城南宮をご案内いたします。
城南宮は、平安遷都の際に、国の安寧や平安京の守護を願い創建されました。平安城(=平安京)の南に鎮座する宮社であるため城南神(城南宮)とされました。
祭神は国常立尊(くにのとこたちのみこと)、八千矛神(やちほこのかみ)、神功皇后(息長帯日売尊:おきながたらしひめのみこと)を始め、複数の摂社・末社の神々をお祀りされています。
白河上皇や鳥羽上皇が周辺に離宮を造営した際に、離宮の鎮守としてその一部となり、数々の天皇や上皇の行幸があったため信仰を集め秋の城南祭が盛大に行われる様になりました。また、御所の裏鬼門に位置することから、貴族が方違え(外出などの際に方角占いを行い、目的地が悪い方角だった時に、一旦別方向へ向かい一夜を明かして目的地に向かうこと)を行う際の宿所としても利用され、そこから方除けの神としても信仰される様になりました。
国道1号線から東へ入り、石造りの西鳥居をくぐり、右手に駐車場を見ながら進むと北側に朱塗りの城南鳥居が見えてきます。また、城南鳥居の南向かいには摂社の三照宮社があります。
鳥居をくぐってすぐの拝殿はスタッフが訪れた際には工事がされていました。
城南鳥居をくぐると左手に各種お守りの授与所や祈祷受付所があります。神苑への入り口もこちらです。また、自動車などの交通安全の祈祷受付は駐車場の近くにあります。授与所の前を進むと本殿です。本殿左右から裏手にかけて、ぐるりと末社が祀られています。
神苑の様子です。神苑は源氏物語に描かれた様々な草木に彩られています。春には桜や藤、ツツジなど。初夏には新緑や青紅葉。夏には桔梗や女郎花(オミナエシ)。秋には紅葉やリンドウ、サザンカ。冬には椿と四季折々、様々な花々が目を楽しませます。
スタッフが訪れた際には桔梗や女郎花がきれいに咲いていました。
※夏季期間(7月22日~8月31日)は参道を挟んだ南側の「室町・桃山・城南宮の庭」は非公開となります。
当ホテルから城南宮へは、九条近鉄前より市バス19系統「中書島・横大路車庫乗車行き」に乗車頂き、城南宮で下車してください。19系統は1時間に1本となりますので、往復ともにご注意ください。
京都プラザホテル 本館・新館
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