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【観光情報】下賀茂神社

京都観光情報|2020.09.06 UP


下賀茂神社

 下賀茂神社は上賀茂神社と同じく、賀茂川沿いに建つ神社で、正式名称を「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」といいます。鴨川沿いの上流に賀茂別雷神社(かもわけいがづちじんじゃ)(上賀茂神社)があるため、下流に位置するこちらは通称として「下賀茂神社」「下鴨さん」と呼ばれています。
 祭神は西殿の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)、東殿の玉依媛命(たまよりひめのみこと)で、崇神天皇7年に瑞垣の修造の記録があることから、弥生時代~古墳時代の造営と見られています。また、賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに奈良時代以前より朝廷の崇敬を受け隆盛し、武士の世となった鎌倉時代以降は、民衆からの信仰も集め現代に至ります。

糺の森南側入口です。糺の森へ入るとすぐに左側、河合神社への分かれ道が有ります。河合神社は後ほどご紹介します。
参道そのものはもう少し南、旧三井家下鴨別邸の東側より始まります。
糺の森南側からの参拝は「新葵橋」バス停が最寄、参道正面からの参拝は「葵橋西詰」バス停下車後より出町橋を渡った先からとなります。

 

糺の森は京都の街中にありながら、このあたり一帯が旧国名の山城国と呼ばれていた時代の植生を今に伝える原生林です。
参道の左右に広がる森には小川が流れ、暑さで知られる京都の夏でも涼しく過ごす事ができ、参拝者のみならず近隣住民の憩いの場として長年愛されています。残念ながら今年は中止となりましたが8月には「下鴨納涼古本まつり」が催されます。

 

糺の森を抜けると南口鳥居が現れます。
近くには手水社があり、また休憩所もありますので参拝の前後に一息入れるのも良いでしょう。

 

そのまま参道を北へ進むと楼門があります。下賀茂神社の駐車場は楼門前の道を西へ抜けた所にありますので、駐車場を利用された場合は、参道を抜けずにこちらへ来ることも出来ます。

 

楼門の先には舞殿や橋殿、御手洗社などあり、さらに中門を抜けると本殿となります。
御手洗社前にはみたらし団子の起源とされる御手洗池があり、7月には池に素足を着け、けがれを祓う「御手洗祭」が行われます。
中門を抜けた先、本殿前には言社があり十二支全てが祭られています。本殿へのお参りとともにご自身の干支へ参拝するのも良いでしょう。


糺の森南側入口を入ってすぐに左手へ進むと河合神社があります。河合神社の前には馬場があり、参道と並行する形で北へと拡がっています。馬場では5月3日に「流鏑馬神事」が行われます。また、先にご紹介しました「下鴨納涼古本まつり」も主に馬場で行われます。

 

河合神社は古くより下賀茂神社の摂社として祀られ、女性守護とともに、祭神の玉依姫命が玉の様に美しいと言われる事から美麗の神としても信仰を集めています。
また、河合神社の末社として八咫烏をお祀りしている任部社(とうべしゃ)があり、日本サッカー協会のシンボルマークも八咫烏であることから、サッカー必勝の祈願に訪れる方もおられます。

 

馬場にはいくつかの末社が建てられていますがその中に雑太社(さわたしゃ)があります。祭神は神魂命 賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)で鴨社神館御所内の雑太という字地にある鎮祭社でした。応仁・文明の乱により焼失しこの地へと移され明治四十三年に特別保護建造物に指定されました。
同年の9月、社前の馬場および糺の森で初の日本人同士(旧制第三高校生と慶應学生)によるラグビーの練習が行われました。これを契機に日本ラグビー界の歴史が始まり、またこれを後世に伝えるため「第一蹴の地」の記念碑が建立されました。

記念碑にちなみ、雑太社の賽銭箱と鈴はラグビーボールの形をしています。

当ホテルから下鴨神社までは、ホテル最寄りの東寺道バス停より京都市バス205系統に乗車し、「葵橋西詰」バス停(参道正面最寄り)または「新葵橋」バス停(糺の森南入口最寄り)、「糺の森」バス停(雑太社最寄り)、「下鴨神社前」バス停(楼門および本殿最寄り)で下車して下さい。

詳しい情報はこちらのURLよりご確認下さい。

下賀茂神社:https://www.shimogamo-jinja.or.jp/


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