【観光情報】本能寺
京都観光情報|2020.07.03 UP
本能寺は法華宗大本山で、1415年に創建されました。当時は「本応寺」といい、1432年までこの名前だったとされております。
本能寺といえば「本能寺の変」ですが、「本能寺の変」が起こった際は現在の河原町御池の地ではなく、少し西の油小路蛸薬師の辺りでした。現在の地へは豊臣秀吉による京都造営の際に移されたものです。ちなみに本能寺だけではなく誓願寺など多数の寺院が移されたことから、各寺院が面する通りを「寺町通」と呼ぶようになりました。更に余談となりますが、民家に比べ頑丈な塀を持つ多数の寺院を鴨川に沿って建てることで、心理的にも物理的にも東側への備えとした、とも言われています。
寺町通り沿いの山門です。本能寺の「能」の字は右辺が「去」になっており、数々の火災に見舞われたことから「ヒ(火)が去る」意味が込められていると言われています。
山門をくぐって右手は「大寶殿」(宝物館)です。本能寺の変ゆかりの品々や寺宝の数々の展示、また時折企画展や特別展を開催されています。
大寶殿を右手に見ながら境内へ進むと、正面に本堂が見えて来ます。現在の本堂は蛤御門の変で消失した後、1928年に再建されたものです。
本堂や境内の南側には塔頭が並びます。塔頭は一般には非公開です。
本堂の右手を東へ進むと信長公廟があります。現在の地へ移された後も信長公が没した寺院としてお祀りされておられます。
当ホテルより本能寺へは、ホテル最寄りの東寺道バス停より205系統「四条河原町行き」に乗車頂き、三条河原町バス停で下車してください。約25分です。三条河原町バス停のすぐ近くに「河原町門」があり、こちらからも境内に入ることが出来ます。
詳しい情報はこちらのURLよりご確認下さい。
本能寺:http://www.kyoto-honnouji.jp/
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